かつてサラ金は利用制限法を無視して高金利で貸し付けていました

サラ金とは、サラリーマン金融の略語で、最近あまり使われなくなった言葉です。かつては利息制限法を無視した高利貸しの貸金業者も多数含まれており、それらをまとめてサラ金と呼んでいたのです。違法な貸金業者と混同されることに憤慨した社団法人神奈川県貸金業協会会長が、2005年10月にサラ金と呼ばないことを求める声明を出してからは、表立って使用されなくなりました。ではサラ金はどうなったかというと、現在の消費者金融がそれにあたります。つまりサラ金も消費者金融も通称で、法律的には貸金業者に変わりはないのです。消費者金融の金利は、利息制限法で定められています。元本10万円未満なら年20%、10万円以上100万円未満なら年18%、100万円以上なら年15%を超えてはならないと規定されています。これを受けて現在の大手消費者金融の金利は、横並びで年18%が上限金利となっています。なお中小・零細の消費者金融は、10万円未満の融資がメインとなっており、利息制限法に準じて上限金利は年20%となっています。

ちなみにサラ金が社会問題となった背景には、グレーゾーン金利問題が大きいです。当時の貸金業者全般に当てはまることですが、出資法の利息29.2%で融資を行っている貸金業者がほとんどでした。本来は利息制限法の年18%で貸さなくてはならないのに、出資法の29.2%で貸し付け、差額の11.2%を余分に取っていたのです。その後グレーゾーン金利は最高裁で違法と判決を下され、この問題に決着がついたのです。その後払い過ぎた利息を取り戻すため、過払い金返還訴訟が頻繁に起こされることになりました。そして過払い金返済のため、最大手の武富士が倒産に追い込まれたことは記憶に新しいことです。現在消費者金融では法令遵守の下、利息制限法を超えて融資を行う貸金業者はなく、安心して利用できます。かつての悪いイメージを払拭したサラ金は、トップアイドルをCMキャラクターに起用し、徹底的にイメージアップをはかり、女性でも借りやすい消費者金融へと見事に変身したのです。

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